自動学習システム
どうも、レノンです。今回は勉強方法について書いていきます。勉強をしたのに全く覚えていないという経験はありませんか?せっかく一生懸命勉強をしたのに・・・
インプットしたらすぐにアウトプットをして勉強した内容を新鮮なうちに誰かに教えたりすると記憶が定着するという話は以前もしました。これは誰かに教えるということは責任を伴う行為になるので、緊張感を持って勉強をする、覚えようと「脳」が頑張るのです。
今回はプラスして記憶に定着する勉強方法について書きます。まず最初に「無意識」を活用する方法です。「無意識のプログラム」が形成されるプロセスは「強いインパクト」と「回数」になります。これを利用して記憶に定着させるのです。
どういうことかというと「イメージ化」や「物語」を意識をするということです。歴史の流れを勉強するときに、年表で流れに沿って覚えるのではなく、どう言う流れでそのような出来事が起きたのかということを学びます。
例えば、1192年は何が起きたかわかりますか?鎌倉幕府ですよね。(最近は諸説あるみたいですが・・・)なんで覚えているのかというといい国作ろう鎌倉幕府という語呂合わせでイメージ化できるからです。いい国を作ろうとしているんだなとイメージがわき、なおかつ何回も聞きますよね。しつこいくらい。これはイメージ化で「強いインパクト」と「回数」があるからです。
このように自分の中で明確化できるようにイメージできると記憶に定着しやすいのです。
目標もこれと同じで自分の中で明確化して、方向性を定めれば今まで気づけなかった情報に気づくようになります。
例えば、今目を閉じて、頭の中に白いものを見つけると頭の中で念じてみてください。終わったら目を開けて白いものを見つけてみてください。結構多くの白いものが見つかると思います。これは「脳」は意識してものしか認識しないようにプログラムされています。
じゃないととてつもなく疲れるからです。見えたものすべての情報を処理すると考えてみてください。考えるだけでも頭が痛くなりそうですよね。
これを防ぐために無意識に制限しているのです。だから、意識するように促すと自動的に脳が発見します。
何が言いたいかというと、勉強内容も目標も明確化してください。そのためにはイメージ化したり、物語を意識することです。
もう一つの勉強法は時間を決めて途中でも勉強を一旦やめる方法です。例えば、30分は数学を勉強すると決めます。しかし、問題を解いている途中でわからない問題が出てきて、途中で時間が来てしまいました。そしたら、諦めて一休憩してください。結構多いのが最後まで問題を解こうとして結局、1時間くらい続けてしまうパターンです。心あたりありませんか?
「わからないまま休憩できないよ」という気持ちもわかります。でも、こらえてください。
ここでいきなりですが、「脳」の性質は覚えていますか?「脳」は「快」を求めて、「痛み」を避けるのです。ここでいう「痛み」は問題が解けないというモヤモヤです。これを避けるために「脳」が問題を解こうと力を発揮します。
さらに「脳」はわからない状態を嫌う傾向にあります。これはわからないことが「恐怖」につながるからです。
これは人間の本能レベルの話になるのですが、例えば、原始時代で空腹状態で早く食べないと死んでしまうというレベルです。周りを見渡しても、食べれそうなのはキノコしかありませんでした。この時にキノコを食べるしかないという決断をします。
しかし、問題があってその草に毒があるかもしれません。しかし、わからなかったので、不安でしたが、食べるしかありません。そして、意を決して食べました。残念ながら猛毒のキノコだったので、死んでしまいました。
ちょっと長くなってしまったのですが、何が言いたいかというと、原始時代は知らないことがそのまま命の危険にさらされるという状況が普通だったので、人間の本能は知らないことに対して、ものすごく恐怖を覚えるのです。だから、「脳」の機能にわからない状態を嫌うというプログラムがされています。
この習性を利用しようということです。わからない状態にすることで「脳」が何とかしようと働きます。その結果、わかったことは記憶に定着するのです。これが正に自動学習システムです。
脳の機能や人間の本能を利用してぜひ記憶に残る勉強方法をしてみてください。
これを読んだ人はぜひこの方法を活用してみて下さい。
今日はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。