最強のスキル 具体と抽象のコントロール

どうも、レノンです。今回は最強のスキルについて説明していきます。面白いコンテンツには必ず入っているスキルであり、僕の目指している感動体験にもつながっていきます。

 

 どのような物事にも使える本質的な最強のスキルです。これを極めていけば人間的にも魅力的になるし、セルフマネジメントもできるようになります。本当に最強のスキルです。

 

 それでは行きましょう!

 

 深く内容を伝えるためにはどのようにすればいいのでしょうか?

 

  ①わかりやすく説明する

 

  ②相手のわかる言葉で説明する

 

  ③物語を意識する

 

④自分でもしっかり理解しているなど・・・

 

 相手に内容を伝えるためにはこのようなことを意識していると思います。ほかにもあるとは思いますが、概ね共感していただけるのではないでしょうか。

 

 相手に深く伝えるためにはわかりやすく説明するのは不可欠だし、そうしたら相手のわかる言葉で説明するべきですよね。

 

 

 例えば、小学生に自転車の漕ぎ方の練習を教えているのに、自動車の用語で説明しても意味わからないですよね。ブレーキは一緒だからわかりますけど、自分の足で漕いで進むのを自動車ではアクセルというんだよ」という感じで説明してもわけわからないですよね。

 

 他にも朝の出来事を説明するのにも、本日午前7時にパンを焼きました。その結果、焦げてしまいました。つまり、朝ご飯を食べていません。という説明よりも。

 

 

 朝起きたらさ、無性に焼きたてのパンを食べたくなってさ、トースターで焼いてみたんだけど、初めて使ったから加減がわからなくて、結局、パンを焦がしちゃってさ、もったいないなと思ったから、ちょっとかじってみたんだけど、苦くてとても食べれたものじゃなくてさ、だから、朝ご飯を食べれなかったんだよね笑。みたいな物語があったほうが相手の記憶に残りますよね。

 

深く内容を伝えるための方法として実はタイトルの抽象と具体の行き来をやっていました。何となくわかりますか?まずは抽象なんですが、物事を一つの物事に一体化するイメージです。よくわからないですよね笑。抽象的ですよね。感覚的には話を聞いて、「じゃあ、何すればいいの?」と思う感じです。ふわっとしているんです。

 

 

 具体はそのまま言われたら行動できたり、理解はできるようなイメージです。例えば、動物という概念があります。動物は抽象的で具体にすると、猫とか犬とか鳥とかになります。犬をもっと具体的にすると、ミニチュアダックスフントとか柴犬になります。

 

 このように抽象的過ぎるとよくわからなくなり、抽象を理解するために具体にするイメージです。この抽象と具体の行き来を上手に行うと相手に深く内容を伝えることができます。

 

 抽象的なことを言って、具体例を交えてわかりやすいようにするんです。わかりやすいコンテンツや人の話は絶対このステップを踏んでいます。逆に話が分かりにくい人は抽象的過ぎて結局何を言いたいのかがわからないのです。

 

 今回で言うと、最強のスキルは抽象と具体を行き来するです。だけだとじゃあ何をすればいいの?となりますよね。だから、具体例を出して、相手のわかる言葉で説明して下さいと具体的にします。そして、具体例を挙げるのです。良いコンテンツは必ずこのような流れがあります。流行りのコンテンツをこの視点で見ればまた、面白い発見があるはずです。この部分は抽象的なだなとか、そしたらだいたい次の文ぐらいで具体例を挙げてきますから。

 

 逆にこの流れがないとコンテンツは結局何を伝えたいのがわからないということが多いですし、途中で読むのをやめてしまいます。

 

 

 ちなみに具体的なことを言っている人は、応用が利きません。そのパターンからちょっとずれると全く対応ができなくなってしまいます。

 

 例えば、職場に新しいアルバイト君(A君とします)が来たのですが、品だしを僕がお願いしました。その時に、「この台車に乗っている商品を出しておいて」と伝えました。A君は「わかりました」といい、品出しを終えて僕に終了報告をしました。

 

 ここまでは問題なかったのですが、次に「この商品を出しておいて」と、僕は台車に乗っている商品に手を置きながら言いました。そして、「A君から終わりました」と報告がありました。この時に異常に早く終わったので「あれっ」と思い確認しに行くと、僕が悪いのですが、見事に僕が手を置いた商品しか品出ししていなかったのです。同じ台車に乗っていた商品はそのままです。

 

 

 つまり、A君は品出しの意味を理解していなかったので、そもそも台車に乗った商品を出すという発想がなかったのです。同じ台車に乗った商品と僕が手を乗せた商品は抽象的にみると品出しをしなければいけない商品です。しかし、具体的にみると台車に乗っている商品と僕が手をのせた商品が違います。

 

 逆に抽象的過ぎる指示だと商品を出してきてとだけ言われるとどの商品を出せばいいのかがわからなくなります。

 

 指示一つでも、抽象と具体を意識しないとちゃんと相手に伝わらないのです。

 

 例が長くなってしまいましたが、具体を意識すると応用が利かなくなるのです。抽象的に見たら同じ問題なのに、同じ問題と考えることができなくなるのです。要はバランスが大事なのです。

 

 抽象的過ぎると行動ができないし、具体的過ぎると応用が利かなくなります。だから、抽象と具体を行き来するという発想があれば、説明がわかりやすくなり相手に深く内容を伝えることができます。

 

 ここまででかなり強力なスキルだと理解していただけると思います。しかし、まだこれからです。ここからが本当に最強のスキルになります。

 

 

 抽象と具体の行き来をするとセルフマネジメントができるようになるのです。どういうことかというと、問題解決ができるということです。例えば、自分が行動をしたいのに行動ができないということがあると思います。

 

 行動できないのは恐怖があるからです。人間の本能で恐怖を感じると行動をしないように無意識に働きかけて行動を制限します。じゃあ、なぜ恐怖を感じるのかというとそれは漠然としていてよくわからないからです。

 

 自分の中で明確になっていないから恐怖を感じるのです。暗闇の中でダッシュできないですよね。これと同じです。だからわからないことを理解知る必要があるのです。理解するために調べて理解できるようにする。このように恐怖を細分化して理解をするのです。この細分化が恐怖という抽象的な概念を具体化するということです。

 

 

 冒頭で相手に深く内容を伝えることができます。といいましたが抽象と具体を行き来するという概念を別の内容に応用ができるのです。抽象を細分化して具体的にすると行動しやすくなるし、逆に具体的な内容の抽象度を上げていくと本質も見えていきます。なんでこの行動をしたのだろうということを突き詰めていくというわけです。

 

 

 このように抽象と具体を行き来するスキルをマスターすることで面白いコンテンツを作成できるし、様々な物事の問題を解決するためのプロセスを発見することができます。だから最強のスキルなのです。

 

 これで僕が最強のスキルだといった意味が分かったと思います。このスキルを意識してみてください。そして、何回も繰り返し読んでください。無意識のプログラムを作るには「強いインパクト」と「回数」ですから。「強いインパクト」は与えることができますが、「回数」を増やすことはあなた自身が行動するしかないのだから。

 

 今日はここまで

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。