モデリング

 どうも、レノンです。今日はモデリングについて書いていきます。「モデリング」聞いたことありますか?簡単に言うと、誰かをまねるということです。まねるの嫌がる人がいるかもしれませんが、実は学ぶの語源はこのまねるから聞いて非常に重要な概念なんです。守破離という言葉もありますし。

 

 守破離は師匠の型を学んで最終的に師匠の型から自分の型へと昇華させることです、つまり、何が言いたいかというと、まねてからオリジナルになればいいんです。最初からオリジナルでやると正しいのか正しくないのかがわかりません。なので、モデリングに対して嫌悪感を抱かずにいてほしいんです。

 

 「モデリング」をするのにも、ただ相手の真似をしていればいいというわけではないです。行動の裏側つまり本質を意識してほしいのです。相手が言った言動自体に着目するのではなく、そうしてこのような言動をしているのかに意識を向けてください。

 

 物事の本質に気づけたら、時代に左右されなくなります。それぐらい本質は重要な概念です。本質さえ理解できればテクニックなど学ばずとも自分で作り出せるようになります。

 

 「モデリング」の話に戻るのですが、観察力が大切です。観察力を磨くには相手がいないとなかなか難しいのですが、相手がいれば相手に協力して行う方法があります。それは自分の好きなものや人物を考えてもらいその時の表情の変化を観察するという方法です。大抵の人が好きなものを考えている時は、少し顔が赤くなったり、黒目が大きくなります。

 逆に嫌いなものを考えている時は眉がぴくぴくするなどの変化が起きます。このように相手の表情を見て相手が今何を考えているのか、良い感情か悪い感情かを把握できるようになるまでトレーニングしてください。

 

 ただ、相手がいないという人もいると思います。僕はそうなのですが笑。周りの人が会話をしていると思います。街中でも、友達同士でもいいですが、とにかく誰かと誰かが話している状態があると思います。その時にどっちがリードをしているかを把握するように観察をしてみてください。リードというのは会話の主導権です。何となくわかりますよね。 

 

 楽しく会話をしているけど、どちらかが会話の主導権を握っている。この目には見えない部分を観察する癖をつけることで観察力が向上します。そして、モデリングの精度も上がっていきます。

 

 

 「モデリング」をした相手の動作をうまく取り入れるために、マインドシアターというものを活用します。

 

 マインドシアターとは映画館にいて映画を見ている自分を想像してください。そして、スクリーンに自分のモデリングした相手の姿を映し出してください。モデリングをした相手をマインドシアター越しに観察します。第三者の視点ですね。ちなみにこれが以前説明したディソシエイトです。

 

 モデリング相手を五感を利用してスクリーンにうつして観察できたら、今度は自分がモデリング相手の動作をしているところをイメージしてください。イメージは抽象的でかまいません。イメージできたら、今度は自分がスクリーンの中に入って主観でモデリングの動作をしているようにイメージします。アソシエイトですね。

 

 うまくいけば体温が上昇したりします。あくまで目安なので体温が上がらなくても気にしないでください。

 

 モデリング相手を観察した後は必ずこのマインドシアターをしてください。モデリングの精度が格段に上がります。その中で、自分がどの五感が一番イメージしやすいのかも把握できます。把握できればその五感を活用するようにするとより効果的です。

 

 

 先ほども言いましたが、イメージの映像は不完全でいいです。不完全主義です。完璧を求めるとイメージを明確にすることが目的になり、モデリングをすることを忘れてしまいます。最初は難しいです。正直・・・僕はいまだにマインドシアターは苦手です。  

 

 しかし、忘れていけないのが脳の性質です。「快」を求めて「痛み」を避ける。これを忘れないでください。楽しくやりましょう。楽をしましょうではないですよ。勘違いしないでください。楽は何もしないことです。行動するけどそれ自体を苦痛と考えないで自分の成長の機会なんだと捉えるようにしてください。何事も成長するためには困難が待ち受けているもので成長してもまた別の困難が待ち受けています。そのように考えると少しは気持ちが楽になります。

 

 

 

今日はここまで

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。