人間のプログラムについて
どうも、レノンです。今回は人間のプログラムについて書いていきます。人間のプログラムはどういうものかというと、今までの自分の価値観や記憶に基づいて行動するということです。
ある刺激を受けると反応する感じです。例えば、学生のころ大好きだった曲を聞くと、昔を思い出すとか、数字を見ると頭が痛くなるとかです。これは特定の刺激に対して、自分の価値観を通して反応しているということです。
そして、人間の脳はこの特定の体験を全体化するという性質を持っています。どういうことかというと、学生の頃好きだった曲のアーティストの別の曲を聞いても、昔を思い出すとか、数字ではなく、文字を見るのも頭が痛くなるとか。
もっとわかりやすいと、皆さんは苦手な相手がいると思います。もちろん僕もいます。この苦手な相手の特徴を考えてみてください。考えてみましたか?その特徴を持つ人間に苦手意識を持っていませんか?
自分勝手とか見た目の要素だと声が低いとか同じ年齢とか。これが脳の性質である特定の体験の全体化です。
この性質も無意識の仕業です。いちいち意識して相手の特徴を吟味して好き・嫌いとか判断を自分でしていると疲れてしまいますよね。会う人会う人にじっくり見て判断をする。想像するだけでも疲れます。
そうならないためにも無意識に苦手だと判断してあなたに何かしらの信号を送るのです。
プログラムは無意識の仕業ですが、以前も書きましたが、何も僕たちの足を引っ張るわけではなく、むしろ僕たちを守ろうとしているのです。過保護な親の状態です。脳の性質上、「快」を求めて「痛み」を避けるという本能には逆らえないです。しかし、自分で意識的に良いプログラムを作り、いらないプログラムを解除することも可能です。
というよりも前置きが長くなりましたが、それが最大の目的であり、本質です。ここまで長々と書いてきたのは、無意識のパワーを知ってほしかったのと行動できないのは自分がだらしないというわけではないということを伝えたかったのです。そして、自分の可能性を信じてほしいのです。
今日はここまで。次回はいよいよ、自分でプログラムを作ったり、解除する方法を説明していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
良いプログラムを作り、解除するのがNLPの本質。